Shopwise店舗経営レポート
喫茶こもれび京都・町家カフェ(席数18)
2026年3月 月次レポート | 発行 2026-04-03
売上が¥44,000増え、営業利益は¥116,000(前月比¥40,000増)になりました。ただし、FL比率が目安を大きく超えています。
今月のサマリー
売上が¥44,000増え、営業利益は¥40,000増えて¥116,000になりました。売上が増えたのは、客数が増え、客単価も上がったためです。人件費は、主にアルバイトが¥8,000減ったことで利益を押し上げました。一方、食材費は増えて利益を押し下げています。FL比率は72.2%で、目安を大きく超えています。月末の現預金は前月から¥410,000減りました。
このレポートで使う言葉
- 粗利(粗利率)
- 売上から食材費(仕入れ)を引いた、お店に残るお金。売上に占める割合が粗利率。
- FL比率
- F=食材費、L=人件費。この2つが売上に占める割合。飲食店で最も重要なコスト指標。目安60%未満。
- FLR比率
- FLに R=家賃を足した割合。固定費まで含めた負担の重さを見る。目安70%未満 暫定の目安。
- 労働分配率
- 粗利のうち人件費が占める割合。「稼いだ利益を人にどれだけ配ったか」。目安50%未満。
- 損益分岐点
- 赤字と黒字の境目になる売上高。これを上回ると黒字。余裕率=境目までの距離。
- 客単価
- お客さん1人あたりの平均支払額。売上 ÷ 客数。
主要指標
※ 状態の色分けの一部に、暫定の基準を使っています。店舗の設定ページで、自店の基準に変更できます。
売上の中身なぜ売上が増えた?
客数の増加が売上増の大半を占め、客単価の上昇は小さな上乗せでした。この数字からは、お客さまがなぜ増えたのかは分かりません。
利益はなぜ ¥40,000 増えたか前月から今月への増減
利益を押し上げたのは売上の増加と人件費の減少です。押し下げたのは食材費の増加で、食材費率は30.9%でほぼ横ばいでした。
※「売上が増えた +¥44,000」は売上そのものの増加額です。増えた売上にかかる食材費は、「食材費が増えた」の行で別に差し引いています(二重計上ではありません)。
売上と利益の推移(過去15か月)
月次売上(¥)
月次 営業利益(¥)
点線はこの店自身の15か月平均です。今月の売上は、この店の15か月平均より6.1%低い水準です。営業利益も平均を下回っています。
※ この期間の売上は最高 ¥2,860,000(2025年8月)・最低 ¥2,288,000(2026年1月)。比較の基準は季節をならした15か月平均で、「3月として普通か」までは判定していません。履歴が24か月たまり次第、基準を前年同月比へ切り替え、季節性を除いて評価します。
今年度の見通し今あるデータから見た見込み
対象:2025年4月〜2026年3月(会計年度)
今年度は2026年3月で終わり、通期の数字はすべて実績です。
営業利益は税引前の金額で、税金の計算ではありません。会計・税務上の助言でもありません。個人事業主の場合、店主自身の報酬(生活費)は費用に含まれていません。
手元のお金月末の現預金は、経費合計の何か月分?
経費合計の月数:注意域 暫定の目安
目安:経費合計の3か月分以上(1か月分未満は危険域)
平均的な経費合計は、2026年1月〜2026年3月(3か月)の月平均 ¥2,247,000 です。経費合計は、その月に入力した経費すべての合計(売上-営業利益)です。ふだんの1か月の経費合計をもとにした目安で、先の見通しではありません。
| 月 | 月末の現預金 | 前月からの増減 | 営業利益 | 営業利益以外のお金の出入り |
|---|---|---|---|---|
| 10月 | ¥3,296,000 | +¥35,000 | ¥250,000 | −¥215,000 |
| 11月 | ¥3,307,000 | +¥11,000 | ¥226,000 | −¥215,000 |
| 12月 | ¥3,343,000 | +¥36,000 | ¥346,000 | −¥310,000 |
| 1月 | ¥3,259,000 | −¥84,000 | ¥131,000 | −¥215,000 |
| 2月 | ¥3,120,000 | −¥139,000 | ¥76,000 | −¥215,000 |
| 3月 | ¥2,710,000 | −¥410,000 | ¥116,000 | −¥526,000 |
手元のお金の増減には、営業利益のほかに税金、借入と返済、店主の引き出し、設備の購入、入金や支払いの時期のずれなども含まれるため、営業利益とは一致しません。過去12か月で月末の現預金がいちばん少なかったのは2026年3月(¥2,710,000)です。2026年1月〜2026年3月の平均的な経費合計(月¥2,247,000)で見ると、月末の現預金はその約1.2か月分です。月末の現預金の減少は営業利益と一致しませんが、営業利益以外のお金の出入りが¥526,000の減少だった理由は、この数字からは分かりません。
「営業利益以外のお金の出入り」=前月からの増減-営業利益。中身はこのアプリでは分かりません。
入力された月末の残高(事業用の銀行口座と手元の現金の合計)をもとにしています。
時間帯別の売上どの時間帯に売上が集まっているか
| 時間帯 | 売上 | 売上の割合 / 営業時間の割合 | 時間あたりの売れ方 | 1時間あたり | 前月から |
|---|---|---|---|---|---|
| 朝(8:00〜11:00) | ¥610,000 | 25.3% / 30.0% | 0.84 | 約¥7,652 | +¥40,000 |
| 昼(11:00〜14:00) | ¥920,000 | 38.2% / 30.0% | 1.27 | 約¥11,541 | +¥19,000 |
| 午後(14:00〜17:00) | ¥650,000 | 27.0% / 30.0% | 0.90 | 約¥8,154 | −¥21,000 |
| 夕方(17:00〜18:00) | ¥230,000 | 9.5% / 10.0% | 0.95 | 約¥8,656 | +¥6,000 |
| 朝 | 昼 | 午後 | 夕方 | |
|---|---|---|---|---|
| 10月 | 26.1%0.87 | 38.9%1.30 | 25.6%0.85 | 9.3%0.93 |
| 11月 | 26.6%0.89 | 37.6%1.25 | 25.9%0.86 | 9.9%0.99 |
| 12月 | 26.1%0.87 | 36.8%1.23 | 27.0%0.90 | 10.1%1.01 |
| 1月 | 25.0%0.83 | 36.9%1.23 | 28.1%0.94 | 10.0%1.00 |
| 2月 | 24.1%0.80 | 38.1%1.27 | 28.4%0.95 | 9.5%0.95 |
| 3月 | 25.3%0.84 | 38.2%1.27 | 27.0%0.90 | 9.5%0.95 |
色:時間あたりの売れ方が1.0以上なら緑、1.0未満なら薄い色です。
営業時間あたりの売上がいちばん少ないのは朝(8:00〜11:00)、いちばん多いのは昼(11:00〜14:00)です。前月から売上が最も増えたのは朝(8:00〜11:00)で、減ったのは午後(14:00〜17:00)です。この数字からは、その理由や客数、人の配置は分かりません。
「時間あたりの売れ方」は、売上の割合を営業時間の割合で割った値です。1.0なら営業時間に見合った売上、1.0より大きいほど1時間あたりの売上が多い時間帯です。
「1時間あたり」は、時間帯の売上を、その時間帯の時間数と月の営業日数(週6日×31日÷7=約26.6日)で割った概算です。
月の合計なので、曜日による違いは分かりません。客数や、人の配置(シフト)の量はこのデータに含まれていないため、人手が合っているかどうかは分かりません。
入力された、時間帯ごとの月の売上合計をもとにしています。
メニュー別の売上売上の多くを占めるメニューは?
| メニュー | 売上 | 売上の割合 | 名前を入れたメニューの中での累計 | 区分 | 前月から |
|---|---|---|---|---|---|
| ブレンドコーヒー | ¥420,000 | 17.4% | 20.0% | A | +¥26,000 |
| ナポリタン | ¥330,000 | 13.7% | 35.7% | A | +¥22,000 |
| カフェオレ | ¥260,000 | 10.8% | 48.1% | A | ¥0 |
| たまごサンド | ¥250,000 | 10.4% | 60.0% | A | −¥10,000 |
| ホットケーキ | ¥210,000 | 8.7% | 70.0% | A | +¥1,000 |
| 季節のケーキ | ¥190,000 | 7.9% | 79.0% | B | +¥13,000 |
| 抹茶ラテ | ¥180,000 | 7.5% | 87.6% | B | +¥11,000 |
| プリン | ¥140,000 | 5.8% | 94.3% | C | −¥2,000 |
| コーヒー豆(物販) | ¥120,000 | 5.0% | 100.0% | C | −¥5,000 |
| その他のメニュー | ¥310,000 | 12.9% | — | — | −¥12,000 |
前月から売上が最も増えたのはブレンドコーヒーで、次いでナポリタンです。この数字からは、それぞれ何個売れたか、お客さまが何を買ったかは分かりません。
区分:名前を入れたメニューを売上の多い順に並べ、累計が70%までをA、90%までをB、それ以外をCとしています(いちばん多いメニューは必ずA)。 売上の割合は売上全体に対する割合、累計は「その他のメニュー」を除いた、名前を入れたメニューの合計に対する割合です。 暫定の目安
売上の金額だけなので、売れた数、メニューごとの利益(原価は入力されていません)、売上が動いた理由は分かりません。
入力された、メニューごとの月の売上合計をもとにしています。
コスト構造(3月)
※「暫定の目安」は、業種の一般的な目安として、仮に置いている値です。店舗の設定ページで、自店の基準に変更できます。
人件費の内訳社員は固定費、アルバイトは変動費
警戒メーター目安との差を金額で
FL比率
72.2%目安(60%未満)を超過。仮に60%を基準にすると月あたり 約¥294,000 相当の差ですが、これはF・Lを合わせた概算で、目安自体にも幅があるため目安としてご覧ください。
比較基準 68.8%(自店15か月平均 68.8%×100% + 業種目安 60%×0%)。今月は基準比 +3.4pt。
労働分配率
59.8%粗利 ¥1,665,000 の59.8%が人件費。目安50%なら ¥832,500 のところ、実際は ¥995,000(+¥162,500)。
比較基準 54.8%(自店15か月平均 54.8%×100% + 業種目安 50%×0%)。今月は基準比 +5.0pt。
損益分岐点(CVPグラフ)
余裕率:注意域 暫定の目安
客数で見ると
1日あたり約90人を下回ると赤字。今は1日約100人で、余裕は約10人です。
1か月では:赤字にならない目安 約2,382人 / 今月 2,650人
1か月の営業日数は「週6日 × 31日 ÷ 7 = 約26.6日」とした概算です。客単価(¥909)と変動費の比率が今のままと仮定した目安です。固定費と変動費の区分には推定が含まれます。
売上があと 10.1% 下がると、グラフの交点(赤字ライン)に落ちます。前月の余裕率は 6.9% でした(+3.2pt)。固定費(社員・家賃・その他経費の固定分)はすぐには動かせないため、余裕を守る鍵は変動費側(アルバイト・食材)です。売上は損益分岐点売上高を上回っており、余裕率は10.1%で注意域です。前月の余裕率は6.9%でした。
今月のアクション
今すぐ どれも今あるデータで始められます。
-
FL比率を目安まで下げる
今すぐFL比率は 72.2%(危険域、目安は60%未満)。目安まで下げるには、食材費と人件費の合計を月 約¥294,000 減らす計算です。前月より改善していますが、水準はまだ高いままです。
食材費と人件費の両方を見ます。まず、増えた食材費の中身から確認してみてください。
-
労働分配率を目安まで下げる
今すぐ労働分配率は 59.8%(注意域、目安は50%未満)。目安まで下げるには、人件費を月 ¥162,500 減らすか、粗利を増やす計算です。前月より改善していますが、水準はまだ高いままです。
人件費のうち社員とアルバイトを分けて見ると、動かせる部分が分かりやすくなります。まずは¥455,000のアルバイトから見てください。
施策シミュレーションで、いくら変わる?
今月の営業利益はすでに目標(前月の営業利益 ¥76,000)に届いているため、おすすめの組み合わせは表示しません。レバーを動かすと、営業利益がどう変わるかを試算できます。
スライドして削減時間を設定
セットや+1品で上乗せする想定
※ この試算は営業利益だけを動かします。シフトを減らす時間帯を間違えると、客数やサービスが落ちて逆効果になることがあり、その副作用はここには表れません。どの枠なら安全に削れるかは、ふだんの忙しさをもとに慎重に見極めてください。
このレポートで使ったデータ使ったデータの網羅性
網羅度は「分析に使えたデータの範囲」を示す指標で、分析結果の正確さを保証するものではありません。
- ✓月次の売上・費目データ(分析の土台。十分)
- ✓客数データ(2025年6月から記録。客単価分解が可能)
- ◐固定費/変動費の区分(業種から推定。店舗の設定の「詳細設定(任意)」→「その他経費のうち固定費の割合」で調整できます)
- ✓過去15か月の履歴(自己ベンチマーク可)
- ◐今年度の見通し(残りの月は見込み。幅のある推定値)
足りないデータがある章は、無理に推測せず非表示にしています。
※ 網羅度の重み付けは暫定値です。
追加のデータ(任意) 網羅度には含めていません。
- ✓月末の現預金残高(入力済み)
- ✓時間帯別の売上(2025年10月から入力)
- ✓メニュー別の売上(2025年10月から入力)
この文章・評価・試算は、入力されたデータから自動生成されています。
診断の基準は、この店自身の過去15か月との比較(自己ベンチマーク)です。履歴が浅い店舗では、業種別の目安値を仮基準に用い、月を追うごとに自己ベンチマークへ移行します。本レポートは経営判断の参考情報であり、会計・税務上の助言ではありません。
レポートの設定
- 言語
- 日本語
- 通貨
- 日本円(¥)
- 数値表記
- 1,234
- 会計年度
- 4月開始
- 業種
- カフェ・喫茶